5回表のベネズエラの攻撃、1アウトランナー1塁でこの回からマウンドにあがった隅田知一郎が2ランホームランを浴びた。続く6回には伊藤大海が3ランホームランを浴び、ベネズエラが逆転。そして追加点が取れないまま9回の攻撃を迎え、最後のバッターの大谷翔平が内野フライに倒れて侍ジャパンの連覇の夢は潰えた。試合後、山本由伸は「悔しかったが、またこのユニホームを着て野球できたのは良かった」などと語った。鈴木誠也は「最後の最後でチームに迷惑をかけてしまったが、周りの選手がカバーしてくれた」、菊池雄星は「不完全燃焼が正直なところ。またジャパンのユニホームを着たいという思いになった」などとコメントした。大谷の番記者を5年務める中日スポーツの阿部太郎記者は、「大谷が打った瞬間に『あー』というのはあまり見ない。最後の逆転のシナリオをずっと考えていたと思う」などと語った。試合終了後、整列する選手たちの中に大谷の姿はなかった。そして普段いち早く球場を出る大谷が報道陣の前に姿を表したのは、選手の中で1番遅かったという。大谷は異例の囲み取材で「本当に悔しい。最後に力で押し切られた。最後の打席も仕留めきれなかったという印象。みんな優勝だけを目指して頑張っていたので、非常に残念。また会おうとみんなで話したので、みんな一回りも二回りも大きくなって戻ってくるんじゃないかなと思う」などと語った。坂井風太は「今回は学びになることがいっぱいあった。自分の機嫌を自分で取ることを大事にし、自分の機嫌によってチームの機嫌を良くすることをやっている選手が沢山いた」などとコメントした。
