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「ゲートボール」 のテレビ露出情報

山梨県甲斐市に住む赤坂豊さん(34)はゲートボール歴29年の大ベテラン。お年寄り達を指導する熱い声が体育館の外まで響いていた。高齢者スポーツの多様化などもあり、ゲートボール人口は最盛期の10分の1以下まで減少した。赤坂さんはゲートボールの魅力を伝えるため自腹で全国を飛び回っている。2022年12月には800km先にある青森の高校へ出向いた。移動は自家用車。走行距離は購入から7年で30万kmを超えた。先月のガソリンは9万円、ETCと合わせて13万円にもなったが、「自分が会いたくて行くんで」と語った。青森明の星高校で指導を初めて10年になる。2泊3日の合宿には14人が参加した。人生かけてやっていると話す赤坂さんの熱血指導が続いた。
赤坂さんは母・惠美子さん(72)と二人暮らし。3歳の時に両親が離婚し、母&亡くなった祖母・戸井喜美さん(享年94)に育てられた。祖母に買ってもらった帽子を今もかぶり続けている。中学時代は2年連続で山梨県のゲートボール大会で優勝。高校卒業後に審判や指導員の資格を取得してコーチングをスタート。22歳の時に島根県の出雲西高校を男女アベック優勝に導いた。これまでに小学生から高齢者まで全国50以上の団体を指導してきた。祖母・師匠と一緒に撮影した写真をお守り代わりに持ち歩いている。
2023年11月、長野県川上村のチームを初めて訪問した。参加者は4人だったが、赤坂さんは「人の多さ少なさは関係ない」と語った。熱い指導を受けた子どもたちは死ぬまでゲートボールを続けたいと語った。指導をお願いした林さんは謝礼を渡そうとしたが、赤坂さんは受け取ろうとしなかった。
赤坂さんの本業は清掃業。2022年1月に独立して「清掃のアカちゃん」を起業した。この日はゲートボール仲間のレストランの清掃。営業終了後に新たに導入したマシンを試しながら、とことんまでキレイにした。コンビニの深夜清掃も多いことから、駐車場で仮眠を取って次の現場へ向かうことも多いという。福岡・糸島市の老人福祉施設「師吉荘」もゲートボールが縁。1週間泊り込みで作業した。
赤坂さんは群馬県みなかみ町猿ヶ京温泉の清野旅館が主催するゲートボール大会の審判長を14年間務めている。年4回開かれる大会には近県から8チーム40人が参加する。赤坂さんは裏方だが、調子が悪い人がいると口を出してしまう。みんなのゲートボールを見るのが楽しいと語った。清野旅館の女将さんが14年前の写真を見せてくれた。本当に良い子で一目惚れしたという。赤坂さんは2010年に世界ゲートボール選手権大会の日本代表に選出されたが、清野旅館の大会と日程が重なり辞退した。日本代表は代わりがいるが、清野旅館には代わりがいない。決断は間違っていなかったと語った。集まった人たちは赤坂さんの将来(結婚)が気になる様子だった。
赤坂さん親子は祖母が出演したラジオのカセットテープを聞いた。テープが擦り切れないよう年に1度しか再生しないという。祖母の声を聞いて涙した赤坂さんは「おばあちゃんに教えられたこともたくさんあるなって思います」と語った。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年3月14日放送 5:25 - 8:00 フジテレビ
めざましテレビキラビト!
きょうのキラビトは尾籠ゆきなさん。日本生まれのスポーツ・ゲートボールが得意となっていて、遠いところへ当てられる正確なコントロールが特徴となっていて、約10mという距離を正確に狙える能力を武器に去年のジュニア大会で全国を制している。今年の目標は2連覇することだという。

2024年2月10日放送 5:20 - 5:50 テレビ朝日
日本のチカラ(オープニング)
20年前に天才ゲートボール少年と称され、今では全国を自腹で飛び回るゲートボール先生に迫る。

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