野地慎による解説。ドル円予想レンジは152.20円~153.70円。今週前半は重要な経済統計の発表はない。日本の財政懸念からの円安の動きも一服しているので落ち着いた動きとなりそう。注目ポイントは「実質金利は上昇していない可能性」。昨年半ばからの日米10年実質金利差とドル円の連動性が薄れている点について、市場でも大きな話題となった。日本国債市場で10年実質金利を計算するとかなり上がっていることが分かる。高市政権の財政拡張政策で物価高が続くと実質金利が今後もマイナスを続けると考える市場参加者が多い。日本の物価が落ち着いていくと実質金利が上がる。
