国の特別天然記念物、コウノトリ。鳥取県八頭町ではことし3羽のひなが生まれ、親鳥は子育ての真っ最中。巣があったのは野球場の照明の上で高さはおよそ25メートル。野球場の管理人・山崎利雄さんは「ナイターをしていたら照明の上なので巣を作っていなかったかもしれない」と話す。もともと高い場所に巣を作るコウノトリ。ことしは野球場の夜間の利用を中止していて照明を使っていなかったため、この場所を選んだのではないかという。きのう今後の調査のためにひなに足輪の取り付けを行うことに。巣から3羽を保護すると健康状態をチェック。個体番号が書かれた足輪をつけ照明の上の巣に戻した。ひなはあと1か月ほどで巣立つと見られている。