文化の日のきょう、文化勲章の親授式が行われ、王貞治ら8人が受章した。王貞治は、ドジャース・大谷翔平らの名前を挙げ、彼らがものすごく活躍して、野球がいま追い風にある、野球をもう一度日本のトップスポーツにするべく、みんなでがんばってもらいたいなどと話した。親授式は皇居・宮殿で行われ、天皇陛下は、受章者ひとりひとりに、おめでとうございますと声をかけられ、橘の花に3つ勾玉をあしらった勲章が手渡された。陛下は受章者や配偶者に、長年努力を重ね、大きな業績を収め、文化の向上に尽くされてきたことを誠に喜ばしく思いますとお祝いの言葉を述べられた。その後、受章者は勲章をつけ、宮殿前で記念撮影に臨んだ。きのう行われたワールドシリーズ第7戦について、王貞治は、試合は見ていた、8回9回に1本づつホームランを打って、相手にとっては一番嫌な戦い、アメリカだけでなく、日本人にとっても素晴らしい試合だったなどと話した。日米の野球のレベルについて、王貞治は、自分の時代は、日米のレベルに差があったが、アメリカ野球から学び、その差が近づいていった、今や、アメリカの選手たちが真剣勝負しても、日本に勝てないんじゃないかというところにきている、これから野球を子どもたちにとっても、やる気になる材料であり、より大きなスターが誕生してほしいなどと話した。
ことしの秋の叙勲の受章者が発表され、ドラゴンクエストの生みの親として知られるゲームデザイナーの堀井雄二らが選ばれた。堀井雄二は、子ども向けにゲームを制作する際、死んでもゲームオーバーにならないことを大切にしたとし、経験値を残したまま生き返ることにした、失敗は経験であるなどと話した。漫画家の永井豪など、各界で功労のあった3963人が受章することになった。
			
ことしの秋の叙勲の受章者が発表され、ドラゴンクエストの生みの親として知られるゲームデザイナーの堀井雄二らが選ばれた。堀井雄二は、子ども向けにゲームを制作する際、死んでもゲームオーバーにならないことを大切にしたとし、経験値を残したまま生き返ることにした、失敗は経験であるなどと話した。漫画家の永井豪など、各界で功労のあった3963人が受章することになった。
