今回の舞台は地元住民などが協力して運営している鮮魚店。発起人は鮮魚店未経験の女性2人。神奈川・今泉台地区は高度経済成長期に造成され、高齢化率は40%を超えている。商店街が廃れていく中で、女性らは3年前に一般社団法人を設立し鮮魚店をオープンさせた。移動販売にも力を入れていて、週に3日近隣の5地域8か所に出張しているそう。店の顧問を務めるのは元漁師の男性で、魚の目利きやさばき方などを指導している。総菜はキャリア40年の料理人の男性が担当。経営や労働環境などについてのアドバイスは元大学教授の男性が行っている。最年少の16歳の少年はSNS動画を担当しているそう。これまでに200種類以上を扱ってきたそうで、店を通じて食文化も伝えていきたいとのこと。