雪解け水は富士山の内部に吸い込まれ、20～30年の歳月をかけて麓にまで到達する。そして、白糸の滝、忍野八海など美しい水辺の風景を作り出す。山中湖では白鳥を街のシンボルにしようと、地域ぐるみで保護活動が行われている。白鳥の愛情表現の1つに嘴と嘴を合わせる行動があり、首の形はハート型になる。春日、加藤はその姿と富士山を一緒に捉えようと、カメラを構えた。保護活動をしている1人で、カメラマンでもある羽田太知さんは白鳥の生態に精通し、2人にシャッターチャンスをレクチャーした。