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「コメツキガニ」 のテレビ露出情報

広島県西部を流れる太田川、下流では幾筋にも別れ、瀬戸内海へと水が注がれる。太田川下流では潮が引くと干潟が数多くできる。こうした環境は生き物たちのオアシスとなっている。春、河口から1キロほどの地点にはハマヒルガオやハマサジといった植物が確認できる。ハマサジは海水の中でも生きられるのだという。干潟で確認できる団子のような砂があり、これはハクセンシオマネキが餌を食べたあとだという。また太田川ではチゴガニなど25種ものカニがいる。そんなカニを狙うのはチュウシャクシギという渡り鳥。足やハサミを切って飲み込んでいく。4キロほど遡るとミサゴという猛禽類が魚を穫る様子が確認できる。満潮時、太田川には様々な海水魚が流れ込む。中洲ではアオサギ“”が繁殖を行う。中洲はへびなどの天敵に遭う可能性が少ない。また周辺の草むらでも多くの鳥が繁殖を行う。
夏、太田川ではキョウチクトウが咲き誇る。オオヨシキリは縄張りを主張し雛を育てる。干潟のカニたちは繁殖を迎えるため、オスがメスにアピールを行う。またオス同士の争いも発生する。河口近くでは大潮の日にだけ出てくるアカテガニが確認できる。メスは孵った卵から子どもたちを水の中に離していく。太田川は都会の真ん中で驚くほど多くの生き物を育んでいる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年3月14日放送 1:47 - 1:52 NHK総合
さわやか自然百景5min.(さわやか自然百景5min.)
広島県の西部を流れる太田川は下流でいくつかに分かれて瀬戸内海へ注ぐ。瀬戸内海の潮の満ち引きの影響を受け、干潮時には川岸に干潟が現れる。春の干潟には海水に浸かっても平気な塩生植物が生い茂る。干潟に生息する25種類のカニを狙って飛来するのがチュウシャクシギ。南の越冬地から北の繁殖地へ向かう渡りの途中で立ち寄る。広島県の北西部に位置する深入山は北東部に森が繁り、南[…続きを読む]

2025年2月12日放送 2:15 - 2:25 NHK総合
さわやか自然百景(さわやか自然百景)
愛知県・一色干潟の面積は約1000ヘクタール。かつて三河湾にはこうした干潟があちらこちらにあったが、埋め立てなどにより減少。ここは今も残る貴重な自然。8月、ダイゼンの群れがやってきた。繁殖地のユーラシア大陸などから越冬地の南半球に向かう途中に立ち寄った。干潟の一画の砂浜にはコメツキガニがいた。カニたちは砂の中に含まれる有機物を食べ砂団子にして吐き出す。ここは[…続きを読む]

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