日本は長いデフレの時代から脱することができたが、今度は物の価格が上がりすぎていて給料が上がらない。6月は合計1078品目が値上げ。7月は2269日目。6月以降の値上げは中東情勢の影響を受け、ナフサの値上げ分を価格に反映する動きも。コメリでは6月から407品目を値下げする。真空断熱スポーツボトルを1000円、アリエールジェルを352円値下げする。コメリ担当者は「生活必需品の値上げで家計への負担が増しているなか、お客様の生活を物価高から守るため実施」とコメントしている。実質賃金指数は4年連続マイナスだが、今年は前年同月比で3か月連続プラス。酒井才介主席エコノミストは「今後、中東情勢の影響が出るため、先行きは不透明。マイナスに転じる可能性も」と指摘する。物価が高いときに利上げをすると、お金を借りにくくなり、経済活動が縮小して物価が下がるのがセオリー。しかし、利上げをしているのに物価が上がり続けているのが現状。池澤氏は、日本は外部要因で物価が上がっているためこの構図が当てはまらないから利上げでは改善できないと指摘する。利上げをしすぎると今度は景気全体が冷え込んでしまうため、高市政権としてはあまり利上げはしたくない状況。
