ウクライナ・ハルキウ州で2日続いたミサイル攻撃では50人以上が犠牲になった。5日の攻撃では集落の殆どの住民が家族や親族などを亡くしたとみられるという。両親や親族を亡くした15歳の少女。米CNNは一度の攻撃の死者としては去年4月、60人以上が死亡した鉄道駅の攻撃以降、最も多いと伝えている。米シンクタンク 戦争研究所は南部の前線などからウクライナ側の注意をそらすことを意図している可能性が高いという見方を示している。米CSIS（戦略国際問題研究所）は、北朝鮮・ロシアの国境沿いの衛星写真でこれまでになく多い73両の貨物車両を確認したと公表。北朝鮮がロシアに武器の供与を始めたのではないかとする見方を示した。7日の誕生日で71歳になったロシアのプーチン大統領は、3年前に自ら進めた憲法改正で最長83年まで続投も可能。来年の大統領選挙に向け、来月始まるイベントで立候補表明の可能性が報じられている。そして旧ソビエト圏で連携強化をアピールする動きが目立っている。隣国ジョージアでロシアが一方的に独立を承認している地域・アブハジアの指導者と面会し、またウズベキスタンのミルジヨエフ大統領とも会談し、共同声明に署名した。勢力圏とみなす旧ソビエト諸国に影響力の維持を図っていると見られる。