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「コモウセンゴケ」 のテレビ露出情報

今回は和歌山県のひき岩群。巨岩がごろごろと転がる不思議な場所で、かつて南方熊楠がここで粘菌の研究に没頭した。南方は牧野富太郎にも手紙を書き、ひき岩群に行くよう誘った。今回は全長1.5km、1時間の工程。
登り始めは緩やかな道。10分ほど歩くと徐々に道が険しくなってきた。しばらく進むと、岸壁に大きな穴を発見。穴に足を入れながら大きな穴を目指した。大きな穴の中には大量の砂があったが、泥岩や砂岩が崩れ落ちて穴となった。
第一展望地に到着。ひき岩群は1500万年前に海底の地層が斜めに隆起し、柔らかい層が風雨で削られ、硬い砂岩だけが残った。ケスタと呼ばれる珍しい地形。
しばらくすると湿度を感じる深い森へ。この森は南方熊楠が夢中になった場所。和歌山県立自然博物館の川上さんは粘菌の専門家。粘菌は自由に歩き回れる細胞。現在でも生態にはナゾが多い。今回はコウツボホコリ、トゲケホコリを発見した。江戸時代、田辺周辺には大きな塩田があり、海水を沸かす燃料としてひき岩群の木が大漁に伐採された。そのため山の上部ははげ山となり、下部の森は湿地帯となった。
巨大1枚岩の上が今回のゴール。山頂からは岩ばかりの景色と、田辺湾がみえた。
下山のあとは和歌山の日本酒で乾杯。肴は田辺湾でとれたイサキだった。吉田類は「低さを感じさせない高度感がありましたね」とコメント。

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