次のローマ教皇を決める「コンクラーベ」が日本時間の今夜から始まる。コンクラーベの由来はラテン語で「鍵がかかった」という意味で、閉ざされた部屋で行われる。会場はバチカンにあるシスティーナ礼拝堂。今回投票するのは133人で、全員が80歳未満の男性。最も多いのがヨーロッパ出身者だが、半数を切るのは初めて。日本からは2人も参加。フランシスコ教皇が無くなる前から、映画「教皇選挙」でコンクラーベは注目され、今作はアカデミー賞脚色賞を受賞した。完全非公開の選挙の様子が映画では描かれている。3分の2以上の得票が必要で、決まるまで繰り返し行われる。結果が出ると煙の色で外部で知らせる。
フランシスコ教皇は史上初めて南米出身の教皇となったが、実際のコンクラーベでも印象操作が行われている。今回も最有力候補と観られていたイタリア人枢機卿が病気だとするフェイクニュースが拡散し、教皇庁が否定。フィリピン出身の候補が「イマジン」を熱唱する動画が拡散。イタリアの地元紙は歌詞には天国を否定する内容があり、次期教皇の座を危うくしていると指摘している。日本大学の松本授によると、フィリピンのタグレ枢機卿は人気があり、フランシスコ教皇の路線を踏襲していて有力候補の一人。また菊地枢機卿は非常に有力で、次のコンクラーベで有力候補に上る可能性もある。
フランシスコ教皇は史上初めて南米出身の教皇となったが、実際のコンクラーベでも印象操作が行われている。今回も最有力候補と観られていたイタリア人枢機卿が病気だとするフェイクニュースが拡散し、教皇庁が否定。フィリピン出身の候補が「イマジン」を熱唱する動画が拡散。イタリアの地元紙は歌詞には天国を否定する内容があり、次期教皇の座を危うくしていると指摘している。日本大学の松本授によると、フィリピンのタグレ枢機卿は人気があり、フランシスコ教皇の路線を踏襲していて有力候補の一人。また菊地枢機卿は非常に有力で、次のコンクラーベで有力候補に上る可能性もある。