大リーグで今季から導入のABSを解説。球審のボールとストライク判定に異議がある場合チャレンジできる制度でAIを活用し自動で判定を行うことからロボット審判とも言われている。グラウンドを囲むように設置されたカメラでボールの軌道やストライクゾーンを割り出して判定につなげる。ABS使用で申告できるのはバッター・ピッチャー・キャッチャーだけで自分の帽子やヘルメットに触れることで申告可能、各チーム1試合2回までで成功すれば回数は減らない。導入の背景には長年の判定への不満が選手の退場処分の主な原因になっていることから2021年から実証実験を重ねてきた。審判への誹謗中傷を起きていた。ABSは今季オープン戦の全試合で導入され1907回の申告のうち約53%にあたる1012回で判定が覆った。実際にオープン戦で投球判定がABSで覆った菅野智之投手は「先発投手がどんどん使って失敗して後半の勝負どころで使えないとなかなか難しい。チームの方針とすり合わせながらうまく使っていけたら」と話していた。大リーグでのABS導入についてスポーツ担当の小澤正修解説委員は「すべてのボールが対象になるわけではないが選手や観客が一定程度の納得感を持つことにはつながる。審判への誹謗中傷がヘリ負担が軽くなることには意味があるが野球はAIでは判断できないプレーも多く人がジャッジするからこその醍醐味と正確さの両立を目指してほしい」とした。
