米国・ペンシルベニア州のスリーマイル島原発について、所有する電力会社が4年後の再稼働を目指す方針を発表した。スリーマイル島原発は、1979年に2号機が炉心溶融事故を起こし、1号機が発電を続けていたが、その後、採算の悪化を理由に運転を停止していた。米国の電力大手「コンステレーションエナジー」は、マイクロソフトとの間で、20年間の電力購入契約を結び、1号機を2028年に再稼働する方針を発表した。80万世帯以上への電力供給量に相当する発電量を得られるということで、マイクロソフトはこの地域にもつデータセンターの電力使用相当分をまかなうことができるとしている。