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「高ヨンスク氏」 のテレビ露出情報

優勝カップを抱えたユニフォーム姿の少年は13歳ごろの金正恩総書記とされる写真だ。今回初めて公開されたこの写真は1997年、留学先のスイスから平壌に一時帰省したときバスケットボールの試合で優勝したあとに撮影されたものだという。公開したのは韓国の民間研究所「世宗研究所」の鄭成長副所長。鄭副所長が出会ったのは金総書記の母・高英姫氏の妹・高ヨンスク氏とその夫の李剛氏。そのとき夫妻は金総書記の少年時代についてバスケットボールが大好きで試合にもよく勝っていたというエピソードを教えてくれたという。金総書記は2014年の誕生日に元NBA選手のデニス・ロッドマン氏を北朝鮮に迎え入れるほどの大のバスケットボール好きで知られている。そのバスケットボールなどのスポーツが金総書記に与えた影響について鄭さんは「試合に叔父の李剛氏が同行しながら金総書記に『スポーツにはルールがあり、そのルールにきちんと従うことが重要だ』と強調し続けたそう。金総書記も試合を引き分けで終えても『今回の試合は僕達が負けたことにしよう』と度量を見せるくらい、彼なりに勝負の結果に従う態度を学んだと。」などと話した。金総書記はスポーツを通じ時には引き下がり負けを認める」といった勝負の姿勢を学んだという。時を経て指導者となった金総書記がいままさに勝負をかけているのが観光政策だ。先月18日、音楽隊が演奏するなかお披露目されたのは現在国際空港として再整備中の「三池淵空港」の3Dイメージ図だ。鉄道駅と接続された航空ターミナルが示されている。ここから約30km離れた場所には中朝国境にそびえる観光地・白頭山。朝鮮半島では最も標高が高く北朝鮮の“革命の聖地”とされる場所だ。2018年、南北首脳会談の最終日に金総書記が当時の韓国・文大統領とともに登頂したことで知られている。そんな名所の近くにある空港の国際化が着々と進んでいるという。
観光政策といえば先月、晴れてオープンしたホテルやゴルフ場、スポーツ施設などを完備し、金総書記が「世界的なスポットになる」と自信を持つ「元山葛麻海岸観光地区」。その新リゾートをめぐっては「外国人観光客は暫定的に受け入れていない」と当局からまさかの発表があったばかり。そんな矢先、大々的にアピールされた“国際空港”建設の動きが意味するものとは。そうしたなか海外メディアによると今北朝鮮で国民的人気となっているというドラマが「白鶴平原の新しい春」。4月から2ヶ月にわたり午後8時台に全22話が放送された。農業生産が振るわない農村に新しく赴任した官僚が地域の立て直しに奮闘する物語。海外メディアがこの作品を異例と報じたわけの1つ目が「男女の描き方」。エプロンを着けた父親が母親と娘に食事を用意するシーン。韓国メディアによると北朝鮮では家庭のなかで権力が強いとされる父親が家事を手伝うのはまれなケースだという。また男女のロマンスも描かれている。韓国メディアは北朝鮮のドラマで破局する男女の感情をここまで率直に描くことも異例だと指摘。海外の多様な映像に慣れた若者を考慮し、ロマンス演出を強化したものと解釈している。2つ目は「地方官僚の汚職」。例えば一般市民と官僚とのやり取りでは一般市民の女性は官僚に便宜を図ってもらおうと賄賂のたばこを置いていった。その後、結局問題のたばこは女性に返却された。他にも地方幹部による穀物の横領など政治腐敗が赤裸々に描かれている新作ドラマ。北朝鮮の月刊誌は現実的なストーリーが視聴者の心をつかんだと評価している。

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