河川敷のホームレス、年越しで思わぬ展開をしらべてみた。埼玉県から東京都に流れる一級河川の荒川へ。橋の下の河川敷にはホームレスの男性らがいる。若い頃歌手を目指していたせいろくさんはホームレス歴22年、テントで暮らしている。男性は去年の夏、暑さ対策のため水で作ったラーメンを食べパック入りのコーヒー牛乳を1日2リットル飲んでいた。せいろくさんはどこからか大量のアルミ缶を集めてきた。アパートやマンションに住んでいる顔見知りの住民からアルミ缶を譲ってもらい収入源にしている。アルミ缶は一旦河川敷に持ち帰り中身を確実に捨てて、10km以上離れた金属買取業者に持ち込むという。アルミ缶の収入は1800円。ひと月の収入は2万円弱だそう。そのままスーパーに行き食パンとコーヒー牛乳を2本購入。この日のは1食で食パン1枚、コーヒー牛乳。大晦日の食事はカップ麺1個。年明けの5日まで500円で生活するという。