きのう日本列島の広い範囲で黄砂が飛散した。先週金曜日、中国で撮影された黄砂の砂嵐。黄砂は海を渡り、きのう朝、日本で確認された。午前9時過ぎの福岡市内は、空が白っぽく見え遠くの建物が霞んで見えた。福岡にある中古車販売店では、300台ある車の掃除に追われていた。くるま村・生武裕介氏によると、1日では終わらず数日に分けて黄砂の除去作業をするという。今回の黄砂は到達範囲が広く、西日本から北日本の広い範囲で飛来した。北海道では水平線が霞んで見え、東北でも普段と違って空が見づらくなっていた。気象衛星ひまわりの映像では、北日本に向かって黄砂が飛来する様子が確認できる。山口県下関市の海峡ゆめタワーでは、ゴールデンウィークに向け窓ガラスの清掃が行われたが、清掃員の西一兵氏は「いつもより汚れている」と話した。黄砂はきょうも広い範囲で飛来する見込み。濃度はきのうより薄く、大阪では正午ごろ、福岡では午後6時ごろ、東京ではあす午前0時ごろには収まる。
