高知大学客員講師・萩野恭子さんを取材。高知市内の自宅で「サイエンス」の表紙を飾った藻「ビゲロイ」の研究を続けている。今回の発見、鍵となったのは培養。高知県の特産・ところてんが突破口となった。培養の成功は、ビゲロイが窒素を取り組む能力を持つという発見に大きな役割を果たした。同じくビゲロイの培養に挑戦していた米国カリフォルニア大学の研究チームから声がかかり、生態についてより詳しい分析が行われた。この研究は食料問題など、国際的な課題の対策につながるとして注目されている。
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