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「雨音が静かな傘」 のテレビ露出情報

雨音を静かにしてくれる傘は、差している時に聞こえる雨音を小さくしてくれる。シャワーをかけて一般的な傘と比べてみると、雨音の静かな傘は傘に当たる水音が小さくなるのがわかる。この傘を作ったのは大阪・阿倍野区にある傘の製造卸メーカーで、生地の裁断や組み立てなど手作業でオリジナルの傘を作っている。雨音の小さな傘の開発のきっかけは視覚障害者の声で、視覚障害者の方は外を出歩く時に雨の日は音が反射して不安とのことだった。様々な生地を試した結果、メッシュの生地を利用し2層にすることで雨音を軽減できることがわかり、生地を2重に貼るための部品づくりや骨の軽量化など試行錯誤を重ね完成した。傘の利用者の丸谷さんは全盲で視覚支援学校の教員をしている。視覚に障害のある人は車の走っている音などを聞き、その音と平行に歩くことでまっすぐ歩いているが雨の日には聞きたい音が聞き取りにくくなっていた。丸谷さんも雨の日には聞きたい音が聞き取れず道に迷ったり自転車にぶつかったいしていたが、雨音の静かな傘を使うようになってからは聞きたい音をクリアに聞き取れるようになり、雨の日の外出の心の負担も減ったそうだ。去年10月から販売を開始しこれまで100本ほど生産している。

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