竹下が次にやってきたのは山間にある自然豊かな大鹿村。ここは300年の伝統をもつ歌舞伎の村。大磧神社の境内では大鹿歌舞伎を楽しむことができる。江戸時代に旅役者によって伝わり、村人たちの娯楽として受け継がれてきた。役者も裏方もすべて村人が演じる。歌舞伎に夢中だという役者達を訪ねることに。フードセンターマルゴにやってきたがここでは歌舞伎のお土産を販売。その店の遠藤由美子さんは歌舞伎歴35年の花形役者だという。他にも大鹿村役場で働いている人や農業をしている歌舞伎役者がいた。サクラヤ商店の菅沼さんはドイツで歌舞伎を演じた事があるという。また村の小学校には歌舞伎の授業がある。4年生の7人が人生初の歌舞伎に取り組んでいた。一か月後の初舞台を前に練習を行っていたが、指導する北村さんも歌舞伎役者だという。竹下は子どもたちに舞台をたつ上でのアドバイスを行った。
住所: 長野県下伊那郡大鹿村鹿塩399-2