イカの街・函館市史上初初競り中止。先月、函館市ではイカの大漁祈願が行われた。しかし、わずか数匹のイカ。イカの街函館に衝撃が走っている。セリは行われなかった。函館で創業110年を超える老舗の水産会社。小田島水産食品。スルメイカの漁獲量は年々減っている。スルメイカが市場に並ぶ時期だが、並ぶのはヤリイカだ。大日本水産会の早武さんによると、温暖化などの海洋環境の変化、イカをエサにするクロマグロの増加などが原因だという。今後は、気象庁が「黒潮大蛇行が収束する兆し」があり、生態系が回復する可能性もあるという。