ニューヨークの公園で子どもたちが夢中になっているのはポケモンカード。これまで16言語、累計750億枚製造されてきた。カードを集めているのは子供だけではなくカードショップには長い行列ができている。需要が特に高まったのは昨年末ごろからでポケモンカードを集めるスマホゲームアプリをきっかけに現物のカードを集める人が急増し人気が加熱している。今月8日にはボストン近郊のカードショップに男が侵入、1500万円相当のポケモンカードを盗んで逃走した。マンハッタンのカードショップで店内にある一番高いのは日本語のカードだという。最近は翻訳アプリが普及したこともあり、アメリカでは日本語カードの人気が高まっている。去年9月にニューヨークのオークションで落札された日本語のカードは約5000万円の値がついた。1998年に漫画雑誌のイラスト大会受賞者に送られたもので、世界に39枚しか存在しない。店内にはカードバトルを楽しむお客さんが集まっている。幅広い層のファンがいることがポケモンカードの強み。