JR東日本では今年春から「ご当地駅メロ」が順次廃止される。駅で流れる発射メロディは地域によって特別なものもある。東京・清瀬駅は中森明菜の出身地のため「DESIRE−情熱−」、上野駅は森山直太朗「さくら(独唱)」、茅ヶ崎駅ではサザンオールスターズ「希望の轍」を使用。川崎市・JR南武線「登戸駅」ではご当地発車メロディが廃止される。登戸駅の発車メロディは、ドラえもんの作者・故藤子・F・不二雄さんが長年、川崎で執筆。ミュージアム会館5周年を記念し、2016年から作品の曲が使用されることになった。しかしJR東日本は来月15日の始発からこの発車メロディを廃止。発車メロディを研究している都内の高校生・赤木慶都さんは「色々な想いが重なって発車メロディを聞いてきたものが、いざ消滅となると、駅での様々な思い出が全部なくなってしまうので寂しい」とコメント。赤木さんのお気に入りのメロディは東武線「北千住駅」で使用させれているNatural Lag「Step By Step」。