ロシア・サハリン州のリマレンコ知事によると、4日、極東を担当するトルトネフ副首相が、北方領土の択捉島を訪問したという。トルトネフ副首相は、建設中のホテルや水産加工場などを視察し、州政府が提出した社会経済開発プログラムを承認したという。リマレンコ知事は、2年以内に色丹島に滑走路を作ることになったとも明らかにしている。政権幹部の北方領土訪問が明らかになるのは、ウクライナ侵攻開始後初となり、日本をけん制する狙いがあるとみられている。
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