フィリピン沿岸警備隊はきのう、南シナ海・サビナ礁で今年4月から中国の動きを監視していた大型巡視船を撤退させたと発表。サビナ礁は、フィリピンの排他的経済水域の内側だが、中国が領有権を主張していて、巡視船は乗組員への補給活動をたびたび妨害されたほか、先月末には中国海警局の船と衝突し損傷していた。フィリピン沿岸警備隊は、補給や修理をした上で任務を再開するとしている。一方、中国海警局は「領土と海洋権益を断固として守る」と主張している。
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