「ChatGPT」の開発を手がけるオープンAIは16日、開発中のAIで生じた人間の意図に沿わない動作について、完全に説明できない場合でも早期に公表するほか、社内で誰でも通報できる仕組みを取り入れると発表した。また、過去6か月間に確認されたAIの具体的な動作を明らかにし、みずから指示を追加したり、データをねつ造したりしたほか、複数のAIの間で無許可で情報交換した事例などがあったとしている。オープンAIは新たな方針のねらいについて、知見を広く共有することでほかの開発者などが同じ問題を検証し、改善策を講じることができるようにするほか、今後、業界全体での情報公開の基準策定に向けた一歩としたいとしている。AI開発をめぐり安全対策への懸念が高まる中、今月にはAI企業「アンソロピック」のCEOが開発の減速を求める声明を発表し、オープンAIのアルトマンCEOもその考えに賛同していた。
