今月20日に地下鉄サリン事件から30年となるのを前に行われた警視庁の訓練は、コンサート会場入口に不審な液体がまかれ、人が倒れているという想定で、化学防護部隊が対処にあたった。隊員が不審な液体がサリンであると検知し、その後液体が入ったペットボトルを回収し、周囲の除染を行うなどの一連の手順を確認した。警視庁は、今後とも地下鉄サリン事件での教訓を風化させることなく、様々な事態を想定した訓練により、テロ対策に万全を期していくなどとしている。
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