クルミをくわえて道路を歩くカラスは車道にクルミを置くと、一旦その場から離れ、安全な場所から見守る。通過した車によってクルミ割りは成功し、見事、中の実にありつくことが出来た。別のカラスはクルミの殻を割るため、上空から繰り返し落とし、中の実を取り出そうとしていた。塚原直樹は「やっているのを見て、他のカラスも同じ行動をして学習する」等と指摘している。ニュージーランドのオークランド大学で行われたカラスの実験映像。水の入った容器にエサの肉を浮かべ、水に沈むゴムと、水に沈まない軽い物体を並べた時にどんな行動を取るか観察したもの。カラスは水に沈むゴムをくわえると、水の入った容器に入れた。水位が上昇してエサが近づいてくるが、まだエサには届かないと判断したのか、再びゴムをくわえて容器に投入。さらにもう1つ容器に入れようとくわえたのは水に沈まない軽い物体。すると、これは要らないと判断してポイ捨て。改めて水に沈むものを容器に入れてエサにありついた。塚原直樹はカラスについて、「先を見越して行動している。」等とコメントした。
映像は、カラスが電柱に設置されたスピーカーの中に隠しておいた肉を食べる様子。塚原さんによると、カラスは個体ごとに数十か所の貯蔵場所があり、全て記憶しているという。塚原さんは「凄まじい記憶力だと思う。カラスが他のカラスに隠していたを見つけられ餌を取られる事もある。」等とコメントした。知能の高いカラスから身を守るためには、帽子をかぶる、傘をさす、両手を上に上げる、カラスと向き合いながらその場を離れるなどがある。塚原さんは「カラスは人の後頭部を狙う。ハシブトガラスの法がハシボソガラスよりもアグレッシブだ。」等とコメントした。
映像は、カラスが電柱に設置されたスピーカーの中に隠しておいた肉を食べる様子。塚原さんによると、カラスは個体ごとに数十か所の貯蔵場所があり、全て記憶しているという。塚原さんは「凄まじい記憶力だと思う。カラスが他のカラスに隠していたを見つけられ餌を取られる事もある。」等とコメントした。知能の高いカラスから身を守るためには、帽子をかぶる、傘をさす、両手を上に上げる、カラスと向き合いながらその場を離れるなどがある。塚原さんは「カラスは人の後頭部を狙う。ハシブトガラスの法がハシボソガラスよりもアグレッシブだ。」等とコメントした。