いちき串木野市特産の早春のかんきつ「サワーポメロ」の栽培が始まってことしで50年を迎えることから、最初に植えられた木が残る市内の農園に記念の看板が設置された。サワーポメロは全国的にみかんの生産が過剰になって価格が暴落する中、それに代わるかんきつとしていちき串木野市では50年前の昭和49年の11月に6戸の農家が植えたのが始まりだった。また高さ1メートルほどのサワーポメロの苗木2本も植樹された。サワーポメロの生産はいちき串木野市で始まったあと県内に広がったが、いちき串木野市では今でもおよそ40戸の農家が県内の3割に当たる年間240トンを生産する最大の産地に成長している。