約5000人の人口に対して牛の飼育数が2万頭以上の北海道大樹町。サンエイ牧場の辻本正雄会長は、1日搾乳牛(1頭)で60キロくらいふん尿が出ると説明。ふん尿を活用しロケットの燃料にするという。案内されたのは牧場の発酵槽という設備。中を見ると発酵した糞尿からメタンガスの泡が出ていた。改修したメタンガスを精製し、ロケットの燃料として活用する計画。今週ロケットエンジンの燃焼実験が行われた。結果は無事成功。この燃料を使った新型ロケットは来年度以降の打ち上げを目指し開発中。インターステラテクノロジズの金井竜一朗さんは、一緒になってまちづくり地域づくりができるようにしたい、などと話していた。