株式会社クーリアを取材。8階のシール開発部を訪れ、大ヒット商品「ボンボンドロップシール」生みの親・デザイナーの山崎菜央さんに話を聞いた。山崎さんの提案から始まり、アクセサリーシールの仕様を応用して作られた。SNSでの拡散もあって発売1ヶ月で完売。スマホケースに貼るという用途は想定していなかった。サンリオのキャラクターものが登場してさらにバズった。サンリオのラインセンシーであるサンスター文具から依頼を受けて作ったという。キャラクターは24種類、動物などノンキャラクターは22種類、和柄が12種類ある。一番人気のうさぎシリーズは流行りの水色がきっかけで誕生。和柄シリーズはインバウンド向け。ボンボンドロップシールのこだわりは3つ。(1)ちゅるんと感。樹脂を入れ、高さ6mmで遠近感も出て、透明感がアップ。(2)画の見やすさ。表面に画を印刷することでぷっくり感もアップ。(3)パッケージ。袋ではなくブリスターに入れることで立体感を見やすくしている。「透明感」+「立体感」の今までにない新しい組み合わせが大バズリの要因だという。