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「サンタイネス貯水池」 のテレビ露出情報

サンタアナの風は毎年ロスの東側から吹く強い風。ロスの東側には、砂漠地帯があり暖かく乾いた風が吹いてくるので毎年燃えやすい。ただ今年は、そのサンタアナの風が瞬間風速45mを超えたとのこと。遠くまで火の粉が飛んで一気に燃え広がった。また原因は、地形的な原因もあった。斜面になっているので火は上に上りやすいが、消防士は上に上りずらい。そして、温暖化によって気温が高く雨が降っていない期間が長いことも原因だと解説した。きょうのテーマは「カリフォルニア山火事・対策は?」。トランプ大統領は24日に現地を視察して、カリフォルニア州に水を供給する大統領令を発令する。ただ一方で、トランプ氏はカリフォルニア州知事がダム建設をストップさせていたのがいけないとの発言もしている。しかし、ダムに水は十分にあるが、運びずらさに原因がある。パリセーズ地区では、約380万リットルの貯水タンクが3基あったが、1日で底をついた。だが、水道管は物理的に運べる量が限られている。水はあったがそれが足りなかった。さらに、住民は自家用消火栓を設置して民間の消防士を雇っていた。それはみんなの水を使用する。水道管を通っているところで使用されてしまうので、タンクまで水が届かなかった。さらに、サンタイネス貯水池は、修繕工事のために使用不能となっていた。またロサンゼルス消防局は2024年~2025年度の予算が約1700万ドル(約27億円)削減された。州に消防士の加勢をお願いしたが足りなかったとのこと。実は、ロスには厳しい防火基準がある。町レベルでも火事が起きやすい日には路上駐車を禁止。消防車や救急車など避難の車を通りやすくする。山火事が起きやすい日には事前に起きやすいエリアに消防車を配置しているという。予防するには、新築住宅だけでなく今建っている住宅も防火設備を整えるような新基準にする。または、水道管を太くして貯水槽の水をためることや山火事が多いエリアに住むことを辞めることだとした。トランプ政権は被災者の支援自体は続けていくとしている。しかし、前回の任期中にカリフォルニアで起きた山火事の時はすぐに支援金を送らなかった。現在、カリフォルニア州・ニューサム知事とトランプ大統領は対立状態にある。トランプ大統領はニューサム知事が環境政策を変えないと支援金を出さないとしているとしている。今日のパックン視点は「Fire Los(s)!(消火ミスでしょうか?)」。消火活動は無理だった。この先は厳しい判断を迫られる。

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