今日の特集は「関口宏とテレビの歩み」。ゲストとして関口宏がスタジオに登場。関口が始めてテレビに出演したのは今から60年前。ドラマに端役で出演したという。「あの当時はまだVTRというものができたばかりの頃でこれが貴重品で。編集なんかしようもんならその高いテープがダメになっちゃう。カミソリでテープをカットして繋いでいた」と振り返った。東京フレンドパークのような家族みんなで楽しめる番組からサンデーモーニングのような報道番組まで様々なジャンルのMCを担当してきた関口。昭和の時代は視聴率が最優先で、「取れなきゃ番組がなくなっちゃう。でもどれぐらい取ればいいのか。そりゃ高ければ高いほどいいけど望んだって取れるもんじゃないからね。筑紫哲也さんが生存視聴率ということをおっしゃった。この番組が生き残るにはこれくらい視聴率があればいいという。それは大事だなぁと思った」などと語った。