ドジャース・大谷翔平がジャイアンツ戦に1番指名打者でスタメン出場。主役になったのは左肩の手術から299日ぶりに復帰したドジャースのレジェンド・Cカーショー。子供たちが家族のイラストを描いた特別なスパイクを履き、先発のマウンドに上るカーショーの姿にスタンドで見守る家族はプレイボール前から涙。その思いを受けたカーショーは3者連続三振を奪うなど4回を2失点。ファンと家族が力投を称えた。大谷は勝利への執念を見せる走塁でツーベースヒットをマーク。第5打席にはリーグトップの今季31号アーチで日米通算250号を達成。打球の最高到達地点は55.2m、滞空時間は7.1秒。大谷はホームランだけでなく「ドラゴンボール」の必殺技「かめはめ波」まで放つようなポーズも見せた。カーショーに勝ち星はつかなかったが、豪快アーチで復帰に花を添えチームの勝利を共に分かち合った。