サ・マーシュでは、ゴルゴンゾーラのクロックムッシュなど、80種以上があり、焼いているのはパンの世界選手権(モンディアル・デュ・パン)で日本チームを世界一に導いた凄腕の西川功晃シェフ。フランス・パンの神様と呼ばれる故フィリップ・ビゴ氏のもとで修行。その後、コム・シノワの荘司索シェフの店でパン作りを任され、フレンチと融合した華麗で自由な発想のパンを次々と生み出した。手作りの発酵種で絶妙に発酵させたパン生地は、ふるふる。西川シェフが大事にしているのが、「パン作りは本能 配合じゃない 子どもを育てるのと一緒」などと語る。西川シェフは師匠のフィリップ・ビゴ氏に言われた「パンは日本に根づいていない 夕食で食べない」という一言が胸に刺さっているという。そこでパンを食材と捉えて、晩ご飯になるパン料理を作りたいと考えた。名付けて「晩ゴパン」。晩ご飯になる和のパン料理だという。西川さんはカンパーニュを使ってパンのおでんを作るという。
住所: 兵庫県神戸市中央区山本通3-1-3