米国大統領選挙。最終盤でもハリス副大統領、トランプ前大統領が互角の戦いを続けている。ハリス氏が会場に選んだのはミシガン州の大学。ハリス氏が強調したのは、人工妊娠中絶の権利や民主主義を守ること。いずれもZ世代と呼ばれる若者の間で関心が高いテーマ。ハリス氏はこの日の演説で、あえてトランプ氏の名前を出さなかった。トランプ氏は激戦州のジョージア州で集会。移民問題について積極的にハリス氏を攻撃した。トランプ氏は移民について「歴史上最大の国外追放を行う」と支持を呼びかけたうえ、ハリス氏について「私たちの家族を殺害してる移民を輸入している」などと批判した。7つの激戦州での支持率:ハリス氏は47.7%、トランプ氏は48.5%(リアルクリアポリティクスより)。NYタイムズ・シエナ大学の世論調査ではペンシルベニア州でハリス氏支持は55%、トランプ氏支持は44%。情勢はほぼ互角。ニューヨークタイムズは「写真判定の勝負に突き進んでいる」。アイオワ州での支持率:ハリス氏は47%、トランプ氏は44%(デモインレジスター世論調査より)。