秋の米国大統領選挙に向けた与党民主党の全国党大会は3日目を迎え副大統領候補としてハリスとともに選挙戦を戦うミネソタ州知事のウォルズ氏が演説し決意を示した。米国中西部イリノイ州のシカゴで開かれている与党民主党の全国党大会は21日、副大統領候補としてハリスとともに選挙戦を戦うミネソタ州知事のウォルズ氏が演説した。ウォルズ氏は11月の大統領選挙での勝利に向けて決意を示した。ウォルズ氏は小さな町の中間層出身で多くの有権者にとって身近な存在だとアピールしていて、党からは白人労働者層からの支持拡大などハリスを補完する役割が期待されている。ただ、バイデン氏の撤退で党の大統領候補が急きょハリスにかわったことを受けて副大統領候補に指名されたこともあり、知名度は高いとは言えない。ウォルズ氏としては全米が注目する党大会での演説を通じて自身の人柄や考え方を有権者に浸透させたい考え。