海の環境をそのまま再現する環境移送技術。大企業が活用するなど国内外から注目を集めているが、イノカCEO・高倉葉太の前に立ちはだかる大きな壁は海の多様性の実現。今、環境移送技術を使い、サンゴだけでなく、さまざまな生き物の研究が始まっている。船の底に付着し、速度や燃費を落としてしまう厄介者のフジツボ。様々な海の環境を作り出し、どんなフジツボが付着するのか、逆にどうしたら付着しにくいのか研究している。海の多様性を技術で守る研究が思わぬビジネスのキッカケになる。さまざまな可能性を秘めるなか、今、期待を寄せられているのが陸上養殖。高倉は、陸上養殖での我々の一番の強みは、単一養殖というよりいろいろな生態系をつくって複合種で設計するところなので、エビと海藻、マングローブとリアルアースを作りましょう、高効率化 環境負荷の低い陸上養殖も実現できる可能性はあると思う、と語った。
水槽の中に海の生態系を再現する環境移送技術を開発したイノカCEO・高倉葉太だが、起業を志すきっかけは海とは縁もゆかりもないあの人物だった。高倉は何故か高校3年生くらいからずっとなんとなく起業したいと思っていた、スティーブ・ジョブズに憧れて、アップルを超える会社をつくるみたいなことを、と明かした。高校2年生の頃から自宅でサンゴの飼育をしていて、個人ではサンゴの飼育は得意ではなかった、でも逆にその難しさに惹かれたという。
水槽の中に海の生態系を再現する環境移送技術を開発したイノカCEO・高倉葉太だが、起業を志すきっかけは海とは縁もゆかりもないあの人物だった。高倉は何故か高校3年生くらいからずっとなんとなく起業したいと思っていた、スティーブ・ジョブズに憧れて、アップルを超える会社をつくるみたいなことを、と明かした。高校2年生の頃から自宅でサンゴの飼育をしていて、個人ではサンゴの飼育は得意ではなかった、でも逆にその難しさに惹かれたという。