経済評論家・加谷珪一氏の紹介。ガソリン補給金縮小、きょうから値上げへ。レギュラーガソリン価格(全国平均)の推移。きのう資源エネルギー庁の発表では、1リットル175.8円→6週連続上昇。きょう補助金縮小、180円程度まで上昇の見通し。来年1月16日、さらに補助金縮小、185円程度まで上昇の見通し。みずほリサーチテクノロジーズ・安川亮太氏は、「来年2月以降は政府の補助金の動向が確定していないため、190円程度まで上昇する可能性も」とコメント。東京・三鷹市「ICHIGO HOUSE.MITAKA」では、約2400坪のビニールハウスでいちごを栽培。燃料費、現在年間約400万円、今後は約50万円上がる見込み。東京・品川区「コバヤシランドリー」、4~5年でランニングコストが1.5~2倍に。来月6日からクリーニング代5~10%値上げとなっている。加谷氏はガソリンの補助金によって175円台を維持しているが、今日から補助金が縮小となる中為替が円安になるとさらにガソリンは割高になる可能性があるとコメント。燃料費の上昇は物流費の上昇にも繋がり、社会全体の物価上昇を意味している。国民民主党は、ガソリン税上乗せ分の約25.1円の撤廃を主張しているが、これに対し自民・後藤茂之小委員長は、「来年に向けて全体としての自動車課税、車体課税、燃料課税も含めて一体として考えていく」とコメント。1年先送りする方針→2025年末にまとめる2026年度税制改正案での結論を目指す。経済評論家・加谷珪一は、「最短だと来年の通常国会で議論し4月から実施できる、あらゆる可能性を考え余白を持たせているのでは」とコメント。
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