木原防衛大臣は先ほど、訪問先のシンガポールで中国のトウグン国防相と初めて会談した。木原大臣は冒頭、東シナ海などでの中国軍の軍事活動への懸念を伝えた上で「懸念があるからこそ率直な議論を重ねる努力が必要だ」と述べた。一方、董国防相は「建設的、安定的な両国関係の構築が重要だ」と強調した。2人が会談するのは初めてで、会談では偶発的な衝突を防ぐためのホットラインの活用や、台湾情勢や南シナ海問題についても意見交換しているとみられる。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.