卓球女子シングルス3位決定戦。相手は韓国エースのシン・ユビン。早田は第1ゲームを落とした。その後3ゲームを連取。初出場の五輪で銅メダルを獲得した。早田は「まさか神様にこんなタイミングで意地悪されるとは思わなくて、でもJOCの方だったり日本の皆さんが本当に最後まで支えてくださった。どんな結果になっても最後までやり続ける、銅メダルを皆さんにみせられたらいいなという気持ちで戦った」などとコメントした。同い年に平野美宇、伊藤美誠がいる黄金世代。東京五輪では早田はサポートメンバーとして練習相手や応援に徹した。そんななか磨いてきた早田最大の武器はフォアの強打「ひなドライブ」。幼少期に指導していた石田コーチは「1年生くらいになった時には今の早田ひなのフォアのドライブもうそのまんま」などと話す。早田は「私の中では金メダルより価値のある銅メダル」などと話した。