槙野さんは「都内なんかは買い物に行っても、ハイブランドの店も日本人のお客さんより中国の方が多い。たくさん買い物をしている」などと話した。また海産物を楽しんでいる様子を長谷川さんは「ほっとした。自分たちで旅行を楽しんでいるのでちょっと安心した」などと話した。ジェイテックによると都市を拠点にして地方の温泉に訪れる人も増加しているとのことで、長野県・地獄谷などへの問い合わせが増えているそうだ。また中国の大手検索サイトは「日本で行く価値のあるマイナー観光地」として京都・伊根町の舟屋や山口・角島の角島大橋、山形・銀山温泉などが紹介されている。また不動産を見学に来る人も増えているそうで、価格が上がり日本人が買えなくなるのではとの懸念もありバランスを保つような規制を考えていくべきとの意見もあった。東京の不動産価値指数では2010年を100とすると13年間で約1.8倍に上がっている。円安の影響もあり投資目的で注目している中国人が国慶節を利用し訪日して内見しているようだ。大門さんは「日本はかなりゆるい、自治体によってはルールを決めているところもある。」などと話した。