中居氏のトラブルを発端とするフジテレビの改革を巡り、フジテレビは取締役会で経営体制を刷新したものの、物言う株主であるダルトン・インベストメンツはSBIホールディングス・北尾吉孝会長兼社長らを提案。北尾氏は堀江貴文氏のニッポン放送買収時にホワイトナイトとして阻止した過去があるが、先月の会見ではフジ側が敵対するのであれば勝負すると言及していたが、清水賢治社長はダルトン側の提案を1つも受け入れない事を明かし、ファミリーマート元社長の澤田貴司氏らを起用する事を提案する方針。ダルトン側のジェイミー・ローゼンワルド氏はこの人事を批判するとともに、北尾氏は激怒しているとの声も聞かれている。清水社長は取締役の候補に入れなかったことは敵対するつもりではなく、改革を実行するための最適の候補者の取締役会の構成は既に進めていたと言及している。堀江氏はまだ日枝さんの影響があるのではないかと指摘する。