米中の貿易に関する閣僚級協議が行われた。アメリカからはベッセント財務長官とラトニック商務長官、USTR・グリア代表が出席し、中国は何立峰副首相らが出席した。協議は10日も継続予定。米中は先月の協議で互いに課していた関税を引き下げ、90日間協議を続けることで合意していた。しかしその後の協議は停滞し、トランプ大統領と習近平国家主席が5日に電話会談し、貿易協議の再開を決めた。アメリカ側は「先月の合意後も中国のレアアースの輸出が滞っている」と批判している。一方、中国側も半導体などの輸出規制の撤廃を求めるとみられ、今回の協議が米中の歩み寄りに繋がか注目される。