今週、日銀は金融政策決定会合。FRB(連邦準備制度理事会)はFOMC(連邦公開市場委員会)と続く。どんなシナリオを予想するか。楽天証券経済研究所・愛宕伸康がスタジオで解説。FRBは9月に利下げ、日本銀行は9月に利上げと考えている。FRB・パウエル議長が後押しする発言をするかが最大の注目などと話した。今週は、注目決算が目白押し。その中でもトヨタ自動車に注目。智剣Oskarグループ・大川智宏がスタジオで解説。日本のグローバル製造業がどういった動向なのかを見極める重要な決算だが、日産自動車の決算がサプライズだった。営業利益が大幅減益、通期も下方修正。いろいろな要因はあるが、下期には回復を見込んでいる。世界の販売台数予想も5万台引き下げている。マーケティングの問題にプラスして欧米の景気後退の影響が徐々に顕在化しているのでは。トヨタの決算は日本のグローバル製造業が、どういった業績で着地しそうか、経過してきているかを見極める大事な数字になる。日産自動車は為替前提を思いっきり引き上げた。154円~155円と。どいう言う変化が出てくるのか、会社側が見たマクロというところで。その辺のスタンスも見極めたい。数字と業績の状況のバランスも見極めたいなどと話した。