“ジェンダーバイアス”とは「男だから」「女だから」といった性別に基づく決めつけや偏見。辻愛沙子は大学在籍時代に起業したときに「女子大生なのに経営者」、「女の子なのにクリエイティブディレクター」など、常に「などに」をつけられ、自身が代表なのに男性社員と会議に出るといないように扱われていたと話した。犬山紙子は「女の子は理数系が苦手」という刷り込みや、将来の夢を男女で分けて聞くことに疑問を呈した。大久保佳代子は自立してから男性に頼るということから解き放たれたという。和田正人は女性が強いとされる高知県出身のため、女性が弱いとは見てこなかったと話した。
「男らしさ」の呪いについて、犬山紙子は男らしさにこだわりのある男性はメンタルヘルスの問題を抱えやすいという研究結果もあると話した。pecoは息子に「男の子だから…」とはう一度も言ったことがないという。上田は幼少期に親戚のおじさんに「男は人生で2回しか泣いてはいけない」と刷り込まれて泣けなくなってしまったと話した。犬山紙子は娘に決めつけないで育ててきたつもりだが、保育園で社会の影響を受けていて「ピンクは女の子の色」と発言したため、夫がピンクの服を着て保育園に行くようになったと話した。
子育てで重要視することの調査をみると、男児の親はリーダーシップや経済力、女児の親は愛嬌などが高くなっている。辻愛沙子は自分自身では「女性なのに」と思ったことがなく、女子校で育ったことが影響しているのではと話した。和田彩花は男性がご飯を奢るべきという価値観について話した。