ウクライナ侵攻からまもなく3年。ドイツ・ミュンヘンで開かれている世界各国の首脳らが安全保障を巡り意見を交わす、ミュンヘン安全保障会議では、このあと仲介に意欲を見せるトランプ政権のウクライナ担当特使が発言する予定。アメリカ・バンス副大統領が初日の演説で示したのは、ウクライナ侵攻の終結は実現可能だという立場。ただ、演説でウクライナ侵攻に触れたのは冒頭のみで、ヨーロッパに対し、一方的な批判を展開。毎年、この会議で欧米の結束を訴えてきたバイデン政権からの転換を強く印象づける形となった。
軍事侵攻を早期に終結できると、就任前から主張してきたトランプ大統領。会議直前の12日には、ロシア・プーチン大統領と電話で会談。ロシアとウクライナの戦闘の終結に向けて、交渉を始めることで合意したと明らかにした。一方、会議に出席しているウクライナ・ゼレンスキー大統領は「アメリカは和平に向けた計画の準備ができているように見えない。いつでも(話し合う)準備できているとトランプ大統領には伝えてある」とコメント。
現地では、アメリカ・バンス副大統領とゼレンスキー大統領の会談が行われた。この中でゼレンスキー大統領は、和平実現にはウクライナの安全確保が欠かせないと強調した。アメリカ・ウクライナ担当特使・ケロッグ氏は会議で発言する予定。
軍事侵攻を早期に終結できると、就任前から主張してきたトランプ大統領。会議直前の12日には、ロシア・プーチン大統領と電話で会談。ロシアとウクライナの戦闘の終結に向けて、交渉を始めることで合意したと明らかにした。一方、会議に出席しているウクライナ・ゼレンスキー大統領は「アメリカは和平に向けた計画の準備ができているように見えない。いつでも(話し合う)準備できているとトランプ大統領には伝えてある」とコメント。
現地では、アメリカ・バンス副大統領とゼレンスキー大統領の会談が行われた。この中でゼレンスキー大統領は、和平実現にはウクライナの安全確保が欠かせないと強調した。アメリカ・ウクライナ担当特使・ケロッグ氏は会議で発言する予定。