TVでた蔵トップ>> キーワード

「ジム・ペック」 のテレビ露出情報

東京ではだしのゲンの翻訳が始まり、すぐに難しさに気づいた。英語は左から読むため文の方向に合わせてコマの順番を逆にする必要があり、手作業で切り貼りした。広島弁やお経、浪曲はどう訳していいかわからず、メンバーは仏教の英訳本などを取り寄せて約していった。そんな中、日本文化を学ぶために来日していたアラン・グリースンが噂を聞きつけてやってきた。ベトナム戦争の真っ只中で育ち母国の無差別な爆撃に嫌気が差していたアランは、徴兵を拒否して反戦運動に身を投じた。はだしのゲンを読んだアランは、これほどシリアスな漫画はアメリカにないと驚いた。アランはとにかく英訳して配りたい気持ちが強かった、反発が来るか売れるかどうかは考えていなかったと話した。大嶋さんたちは資金集めに奔走し、200万円ものカンパを集めた。完成した本を800冊を刷り、ジム・ペックに送った。ジムは知り合いたちに勧め、評判はサンフランシスコまで轟いた。コミック編集者のレナード・リーファスさんは、うちで出版させてほしいと申し出た。世界最大級の企業グループ、ペンギンからも出版したいと言われた。しかし売り上げが思わしくなく、次々と絶版になった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年7月26日放送 20:00 - 20:50 NHK総合
新プロジェクトX〜挑戦者たち〜アメリカに渡った漫画〜『はだしのゲン』〜
1970年代、世界では反戦運動が巻き起こっていた。漫画好きだった大嶋さんは画家を目指して上京するもうまくいかず、何かが見つかるかもしれないとアメリカに渡り、平和行進に飛び込んだ。宿泊先のアメリカ人夫婦から、あなたは日本人なのになぜ行進に参加しているのか問われた。大嶋さんが日本から持ち込んだ原爆のパンフレットを渡すと「日本が戦争をやめないから原爆を落とした」「[…続きを読む]

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.