アメリカのトランプ大統領が決定したカナダなどの3か国に対する関税が世界を揺るがしている。合成麻薬等の流入の責任としてカナダとメキシコは25パーセント、中国は10パーセントの追加関税を開始する。報復関税の表明があるなか、トランプ大統領は強気な姿勢をみせている。ホンダでは最先端技術を取り入れたEVの生産ラインの設置を進めており、完成すればガソリン、ハイブリット車と同じラインで生産できるようになる。柔軟に生産ができる一方、カナダなどからくる部品の関税の影響を避けられない。ホンダは1.5兆円を投じてEVとバッテリーの工場を新設すると発表。ホンダはカナダで製造する自動車の7割以上をアメリカの輸出してきたが、関税に伴い企業戦略に大きな修正が迫られる。