米国・トランプ前大統領は、大統領に返り咲いた場合、自らが起訴されている連邦議会襲撃事件などを担当するスミス特別検察官を「2秒以内にクビにする」と述べた。トランプ前大統領は、保守系ラジオのインタビューで起訴されている事件を巡る質問に回答。大統領選挙当選の場合「自身への恩赦と特別検察官の解任のどちらを選ぶか」問われ、トランプ前大統領は「非常に簡単。2秒で特別検察官をクビにする」と述べた。スミス特別検察官は、連邦議会襲撃事件や機密文書持ち出しとされる事件を担当。米国メディアは、特別検察官は大統領の任命ではなく、トランプ氏による解任はできないとの見方を報じている。